森の学校ラジオ

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2012年12月02日

楽しく大らかに、命をつなぐ

矢島助産院 院長
矢島床子さん

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豪放磊落。
矢島さんは、とても大きくて暖かい、闊達な語り口の、みんなのお母さん、という雰囲気の方でした。

助産所というのは、単に「お産をする場所」というだけではありません。そして「子どもが生まれる」ということは、単に「生まれれば良い」ということではありません。「出産」とは「生命をつなぐ」営みであり、その後の母親や父親の人生をつくり出す重要な契機になるものなのです。矢島さんは、楽しく大らかな「動物としてのお産」を提唱しながら、これまで25年のあいだに4,000人の赤ちゃんをとりあげたベテラン助産師さんです。

昨今、出産は、医療的な観点ばかりが考えられがちになり、それに続く子育ても、ともすれば、お母さんが孤立してしまって、家族から、地域や社会から、理解や支援が得られにくくなっているように感じます。観点が個別になってしまったことで、命をつなぐという意義も、生まれた命と社会とのつながりも、ずいぶん希薄なものになってしまっているのではないでしょうか。

子どもたちが健やかに生まれ、すくすくと育って行くためには、お母さんが、健やかに生み、のびのびと育てて行かれなければなりません。つまり、お母さんが健やかにいられる環境が必要なのです。家族も、地域も、社会全体が、子どもが生まれて育って行くということをちゃんと理解していて、お母さんを包み込むように、みんなで子どもたちを生んで、育てていく。そんな社会が必要なのだと思います。

矢島さんの助産院は「ウィメンズサロン」「ファミリーサロン」を併設。地域へ開放され、近所のお母さんたちが気軽に集まったり、整体やアロマテラピー、わらべうた教室があったり、子育てに関わる映画の上映会やトークセッションがあったりします。今では、子連れのお母さんだけではない、幅広い年齢層の方々に利用されて、みんなで、楽しいお産や育児をサポートして行く場ができているようです。

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矢島助産院ホームページ

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「フィーリング・バース 〜心と体で感じるお産」
話す人:矢島床子
聞く人:みついひろみ
定価:1500(税込:1575)円
自然食通信社刊

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FM西東京

  • 前編

    2012年12月02日(日) 10:00~10:30

  • 後編

    2012年12月09日(日) 10:00~10:30

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