森の学校ラジオ

出演者一覧

2013年02月24日

ともに生きることを、覚悟する。

株式会社アバンティ 代表取締役
渡邊智恵子さん

watanabechieko_top.jpg

 とても闊達、屈託なく朗らかな渡邊さん。お会いするだけで、いつも、とても元気をいただきます。
 1985年にアバンティを設立。オーガニックという言葉も一般的ではなかった1990年代から、オーガニックコットンの製品づくりとその普及に取組んでいらっしゃいます。

 原綿は、主にアメリカ・テキサス州の農家から直接輸入。農場を訪れ、生産者と会話して考え方を共有、化学肥料や除草剤を使わない、自然農法で育てられたコットンから、アバンティのものづくりは始まります。
 製品はすべてメイド・イン・ジャパン。日本各地、それぞれの産地で育まれた特有の技術で、糸が紡がれ、生地が織られ、製品がつくられます。染色をせず、漂白もせず、定着剤や防縮剤も使わない、触れる人にも環境にも配慮したつくりかたで、オーガニックコットンの自然な心地良さが活きたまま、使う人に手渡されるのです。

 オリジナル・ブランド、プリスティンのラインナップには、服飾雑貨、アンダーウェア、お風呂グッズやおやすみグッズ、赤ちゃん用品、ぬいぐるみなど、すべて、心地良くデザインされた、肌に優しい製品が並びます。安心です。すべての製品の履歴がトレーサブル。生産者から消費者まで、アバンティが継ぎ手となって敬意と信頼を分かち合う、環境も人も、すべてを、健やかな明日へ繋いでゆく考え方が、やさしいブランドの雰囲気をつくっています。

 その考え方を伝えながら、渡邊さんは休む間もなく、世界中を飛び回り、日本全国を駆け回り、さまざまな取組みを続けていらっしゃいます。
 被災したお母さんたちの仕事をつくるプロジェクト「東北グランマ」、裁断生地の余りを捨てずに、授産施設の方々の手仕事でかわいいグッズをつくる「エコ・かわいいレーベル」、世界の子どもを児童労働から守るエシカル・コンシューマリングを支援し、カンボジアの地雷原を綿花畑に変え、収穫されたオーガニックコットンを製品化、などなど、いろいろな取組みが、かたちになっています。それは、「すべてと共に生きることを覚悟したものづくり」と言うことができるかもしれません。

 そんな覚悟を、闊達に、屈託なく腹に据えた渡邊さんですが、じつは、とってもおっちょこちょい。失敗したときのしょんぼりがとても可愛らしい、素敵な方なのですね。

watanabechieko_bottom.jpg

オーガニックコットン アバンティ
オリジナル・ブランド PRISTINE

番組を聴く

  • 前編

  • 後編

いままで出演していただいた方々

出演者一覧