森の学校ラジオ

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2013年01月26日

地域をつくる、未来をつくる

株式会社タウンキッチン 代表取締役
北池智一郎さん

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 「未来キャンプ」。
 北池さんが、今年、新しく始めたプログラムです。そこに集まる人たちの新しい価値観が、一泊二日で徹底的に話し合い、考え抜く中から、アイディアを生み、未来をつくる新しいかたちになっていく。
 1月中旬に行なわれた第1回目のテーマは、「『くらし』のそばに『しごと』をつくる」。本来「働くことは生きること」だったのに、すっかり、生活することから乖離してしまった「仕事」。「仕事を取るかプライベートを取るか」なんて、不均衡な二項対立になってしまった関係を修復して、未来にあってほしい「しごと」のかたちをつくっていく試みなのです。なんとも、わくわくするキャンプですね。

 人は、暮らしている地域があり、働いて、生きるために必要な生産を行ない、それを、他の人々とつなげながら生きていく。いちばん心地よい状態は、生きることも仕事も、暮らしている地域も、すべてが開かれた関係の中で、すべてに、あたたかい血が通い合っているかたち。そのかたちをつくるために奮闘しているのが、北池さんです。

 はじまりは、タウンキッチン。
 現代の社会環境や人々の意識の変化の中で、すっかり希薄になってしまった地域のつながり、お隣りさんや近所のおつき合い。それは、豊かさの持続する社会=未来にあってほしい社会に不可欠な、大切なつながりです。
 タウンキッチンには、人が集まって、対話して、生きることの根本である「食」を通じて、つながりができていきます。地域のお母さんがつくるお惣菜があったり、おすそわけしたり、一緒につくって食べたり、話し合ったりしていくうちに、お互いを知って、協力し合って、地域ができていく。そのために設計された「場」なのです。

 激しい価格競争の続くフランチャイズ外食チェーンに、コンサルタントとして関わった経験から、「違う方向へ行く必要性」を直観した北池さん。「未来」という、目に見えないかたちを伝えるために、とにかく実践して、見えるかたちをつくる。タウンキッチン=「食」から始まった取組みは、学びの場「ちいきのえんがわ教室」や、パブリックでもプライベートでもない空間を自分たちでつくる「西荻サードプレイス」など、未来にあってほしい、いろいろなかたちづくりに発展しています。

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タウンキッチン

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