池田志乃さんインタビュー
第1回

池田志乃さん(43歳)

あきゅ歴2ヶ月 肌悩み:乾燥

今回のお客様は、ビューティープロダクトのPR歴14年の〝美容業界のプロ〟池田志乃さん。現在はナチュラル&オーガニックブランドを中心に活動を続ける池田さんに、「ナチュラル系化粧品の現状」、「現代の女性たちの肌の悩み」など、専門家の視点でお話を伺いました。コスメ好きの女性、そうじゃない方でも興味津々です!

スキンケアもメイクも「重ねていく」ことから
不要なものは減らしてシンプルに「自分の力を大事にする」時代に

ビューティーPRコンサルタントとして、キャリアスタートから14年。さまざまな化粧品を体感してきた池田さんの目に、現在のナチュラル系のスキンケアブームはどう映っているのでしょうか。
「これまでの日本人女性のスキンケアやメイクのキーワードは〝重ねていく〟ことにありました。ところが、ここ数年、不要なものは減らして、シンプルなケアで〝本来自分が持っている力を大切にしよう〟という流れに変わってきています。
メイクもファンデーションを塗って補正するよりも自分の肌の色やツヤを重視して、本来の美しさを生かしていく流れに変わってきている気がします。断捨離でお部屋をキレイにするように、スキンケアやメイクも不必要なものは極力省くという傾向が強くなっています」

実際、池田さんご自身も、「4~5年前からファンデーションは使っていない」と言います。

「ですから、ファンデーションの色選びが分からなくなってしまって(笑)。それでも充分、快適に過ごせているので、こうした私の体感も含めて、現在の傾向をお伝えするように心がけています」

池田志乃さんインタビュー

日々変化し続ける環境の中で
「去年との違い」に気づける人が〝きれい〟をキープできる人

そんな中、オーガニックやボタニカルなど、自然派志向のスキンケア商品が注目されています。その流れについては、「ナチュラルだったり、オーガニックだったり、自然の恵みをダイレクトに受け取ることができる化粧品ブランドが続々登場してきて、いま注目を集めています。その多くが、素材の力を最大限に活かすというアプローチをしていますね。ナチュラルであることが最も大事なのかな、と感じています」

隠したり、デフォルメしたりするのではなく、「本来の美しさを取り戻したい、内側からくる美しさを育みたい」と考える女性が増えてきているようです。

「もうひとつ注目したいのは、女性たちを取り巻く環境も以前とは変わってきているということ。今年のように猛暑が続いたり、PM2.5のような物質が飛んで来たり……。人間はドラスティックに変わっていないのに、環境はどんどん変化を遂げています。
そうした中でこれまでのスキンケアをそのまま使い続けていいのだろうか、という疑問も湧いてきます。このような事実を考慮して、ここ数年、商品の見直しをしているブランドも目にします」

確かに、最近の日差しの中では日焼け止めはマストアイテム。秋口になるとメディアを賑わす「温活」も、露出する洋服が増えたり、食べ物が様変わりしたり、猛暑の中での日常的な冷房利用など、慢性的に女性の身体、特に子宮や腰回りが冷えていることが原因だと言われています。

「そうした現実に女性たちが気づき始めて、特に自然派志向の方はそれを掘り下げていく中で、体内環境や外気の環境で変わっていく自分を観察しています。

〝去年の今頃はこうじゃなかったのに、今年のこの不調はなんだろう〟という点に気づけるか気づけないかで、肌悩みに対する対応も変わってくるんです」

そこに上手に対応していける人が、時の流れと共に自分の〝きれい〟をキープしている女性なのではないか、と池田さんは考えます。

「なかなか難しいですけれど、自分もそうありたいなぁとアンテナを張り巡らしています。そういう感性で言えば、あきゅらいずさんの提言する『2:8(にはち)の法則』(※)には深く共感できました」

次回は、池田さんが考える「2:8の法則」と「すっぴん&すはだ生活」をご紹介します。

(※)2:8の法則:にはちのほうそく。すこやかなすはだで暮らすには、スキンケアの役割は2割、残りの8割は食生活や暮らし方にある、というあきゅらいずのスキンケア理念。

※肌実感には個人差があります。
※あきゅ歴は取材当時のものです。

池田志乃さんインタビュー

いけだ・しの/ビューティーPRコンサルタント/化粧品メーカー、PRエージェンシー、フリーランスとさまざまな立ち位置で、美容業界のビューティープロダクトPRに携わる。業界歴14年。現在はナチュラル・オーガニックブランドを中心に活動中。

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